こんにちは、K6keruです。
今回は、オリンパスのミラーレス一眼カメラOM-D EM-10の紹介です。
なぜ2014年に発売され、今は生産停止されているカメラを紹介しようと思ったかと言うと、
5年以上使ってもなお、このEM-10は十分に活躍できているためです。

私も5年近く愛用していて、
旅行には必ずと言っていいほど持って行きます
- EM-10シリーズ(mark ii, iii)が気になっている
- コンパクトミラーレス一眼カメラが欲しい
- どれくらい長く使えるものなのか気になる
こんな人の判断材料になれば幸いです。
ちなみにこのシリーズの最新モデルは2017年に発売されたEM-10 Mark iiiです。
今回紹介するEM-10の上位互換です。
オリンパス EM-D E-M10


E-M10Mark iiiじゃないの?古い方?
とカメラに詳しい方は思われるかもしれません。
私は残念ながらMark iiiの方は購入していないので(もう少し安くなったら購入してもいいかなと思っている)、E-M10の古い方のレビューです。
ただE-M10で書いた内容のほとんどは、上位互換のE-M10 Mark iiiに当てはまると思うので参考になるかと思います。
基本スペック
製品名 | ミラーレス一眼 OLYMPUS OM-D E-M10 |
価格 | 30,000円ほど(現在は中古のみのため2019年12月の参考価格) |
発売日 | 2014年2月28日 |
大きさ | 横119.1 mm / 高さ 82.3 mm / 奥行き 45.9 mm |
質量 | 約396 g |
カメラの詳しい性能は書くと長くなるので、気になる方は公式HPで確認してください。
E-M10の良い点
長く使用できる
私がこのカメラを使用した話になってしまいますが、発売から5年以上酷使し続けています。
なんなら、夜景や星を撮影するために冬の氷点下近い環境でシャッター数百枚以上切ったりしているので普通の人よりかなり使い込んでいると思います(^_^😉
このように使用頻度が高くとも、未だに現役カメラとして動いてくれています。

普通より酷使してごめんねE-M10 …(^_^;)
コンパクト・軽量

オリンパスのOM-Dシリーズ全般に言えることですが、すごくコンパクトです。しかも軽い(396g)。
私がよく行く旅行やキャンプだと、荷物が多くなりがちですが、
OM-Dカメラは他の一眼カメラに比べて場所を取らないのですごく助かっています(^ ^)
フルサイズ一眼レフカメラを持っている人も、サブカメラとして持っている方が多い印象です

仮にフルサイズの一眼カメラを買っても、携帯性で差別化でき、
ずっと使い続けることができます
コストパフォーマンスの良さ
OM-D EM-10シリーズはエントリーレベル(入門機)のため、他の一眼レフカメラに比べてかなりコスパが良いと思います。
参考までに価格を記載すると(2019年12月末時点)、
- OM-D E-M10 (2014年発売):30,000 円
- OM-D E-M10 Mark ii (2015年発売): 51,450 円
- OM-D E-M10 Mark iii (2017年発売): 64,350 円
※Mark ii, iiiについてはダブルズームレンズキットのセット
最新機種のMark iiiですら、ダブルズームレンズのキット(望遠レンズのセット)で7万円いきません。
このような価格のカメラですが普段使いをする場合、十分に綺麗な写真を撮影することが可能です。





ミラーレス一眼レフの入門機としては、
申し分ないコストパフォーマンスの良さだと思います
最近はスマホのカメラがすごいけど…

最近はAppleのiPhone11やGoogleのPixel 4などのスマホがカメラ機能に力を入れていて、
一眼カメラは必要ないんじゃないかと思うこともあります。いや私も思うことあります笑
ただ成長著しいスマホのカメラにも限界はあるのかなと思ったりもしています。
それはスマホのカメラの最近のトレンドが、
カメラで撮った写真を加工するソフトウェアの進化の方向に進んでいるためです。

撮った後に、スマホの中で綺麗に編集しているってことだね
ソフトウェアに力を入れている理由は、スマホはポケットに入るサイズである前提があり、カメラの性能を上げようと思うとカメラを大きくする必要があるためです。(だからカメラレンズが増えていっている)
スマホカメラで苦手な被写体としては
- 暗いところの撮影(星の撮影など)
- 動きが早いものの撮影(スポーツなど)
- ズーム撮影(デジタルズームを用いるため)
- 背景をぼかしたい撮影(スマホ内部の処理で編集している)
などが挙げられます。
これらの被写体を撮る場合は、一眼レフカメラの方が適しています。
E-M10の苦手なこと
微細な光を撮ること(星の撮影など)

一眼レフカメラには光を捉えるセンサーサイズに種類があります。
センサーサイズが大きい順で
フルサイズ > APS-C >マイクロフォーサーズ
となっています。
今回紹介しているオリンパスのOM-D EM-10はマイクロフォーサーズセンサです。
当然センサの大きさが大きくの感度が良いほど、星のような淡い光をたくさん写すことができます。

それでも頑張れば星の写真を撮れないことはないです(^ ^)

(良くも悪くも)ぼかしが弱い

これに関しては賛否両論かなと思います。
私はあまり感じた事はないですが、フルサイズ一眼レフカメラと比べると背景のぼかしが弱いと言われています。
背景がボケた方がいわゆる「プロっぽい」写真が撮れるのですが、ここら辺は好みかなと思います。
OM-Dシリーズの最新機種たち
OM-D E-M10 Mark iii(2017年発売)
今回私が紹介したOM-D E-M10の最新機種です。
ほとんどの機能は上位互換となっていますが、特筆すべき内容としては、
- 5軸手ブレ補正
- スポーツも撮れる高速オートフォーカス
- 初心者でも上手く撮れるオート撮影機能
などの機能です。

Mark iiiもOM-D E-M10同様、
長く使えるコスパの良いカメラだと思います(^ ^)
OM-D E-M5 Mark iii (2019年11月発売)
つい先日発売したOM-D E-M5の最新機種です。
E-M5と今回紹介したE-M10の違いは、E-M5の方がより高性能になっています。
E-M10のコンパクト性はそのままに、カメラの能力をさらに高めた機体ですね。
まとめ

今回は、オリンパスのミラーレス一眼カメラ OM-D E-M10を紹介しました。
5年以上使った総評としては、
- コンパクトで軽量、
- 高水準で綺麗に写真が撮れる
- 荷物の多くなりがちな旅行やキャンプに適した
- 末長く使用できるカメラ
という評価です(^ ^)
現在は中古しかありませんが、
入門機やサブカメラとしてはOM-D E-M10は自信を持って勧めることができます。
ではまた。
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