こんにちは、K6keruです。
今回は、今週末(2019年12月14日)に見ることが出来る(かもしれない)ふたご座流星群についてです(^ ^)
もともと天体観測や星の写真を撮るのは好きだったので、僭越ながら記事にさせていただきました。
一応、星の写真の撮り方とかも超ザックリ書いてあります。

しっかり準備して流星群を楽しみましょう♪
ふたご座流星群
三大流星群のひとつ

ふたご座流星群は三大流星群のひとつです。
三大流星群とは、しぶんぎ座流星群、ペルセウス座流星群、ふたご座流星群のことを指します。
これらの流星群は毎年一定数の流星が観測できると言われています。
流星群の時期:
- しぶんぎ座:1月上旬
- ペルセウス座:8月中旬
- ふたご座:12月中旬
特にふたご座流星群は年間最大の流星群と言われています。
いつ見えるの?
2019年のふたご座流星群は12月15日(日)の夜中の4時に極大となるとされています。
そのため、12月14日(土)の夜22時頃から翌朝日の出前まで流星が見れることが期待されます。

流星群が観たい人は少し遅くまで起きている必要があるかも。
どこで見えるの?

上の画像は、ウェザーニュースさんが予測したふたご座流星群が見える範囲です。
主に九州、四国、本州の南側、北海道(釧路)がよく見える範囲だと言われています。
キャンプ場が多い富士五湖周辺は、よく見えそうですね(^ ^)
余裕がある人はキャンプ場に行って富士山と流星群を一緒に見てはいかがでしょうか?
どの方角で見えるの?

国立天文台さんから今回の流星群の放射点の画像をお借りしました。
放射点とはその名の通り、流星群が放射状に降る点のことです。ふたご座のカストルの付近です。
夜中の1時の時点では東の空の天頂付近に放射点がきます。
そのため、夜空を見上げていれば流星が見える可能性があります。
天候条件
気象庁の週間予報です -> https://www.jma.go.jp/jp/week/
観測予定場所で調べてみてください。
今回は天候条件も場所によっては悪くないようです。
ただ場所や時間によっては曇りの時間帯もありそうなので運もある程度必要かも。
月が明るいのが懸念材料
今回、ちょっと残念なのは月がよく見えること^^;
月齢が17.5なので満月から少し欠けたくらいです。
さらに、今回の放射点と月がかなり近いので放射点近くは見難いかもしれません><
正直な話、星を観測するのにベストな条件とは言えません。
ただそれでも1時間あたり15個くらいの流星は期待できるのではないかと思っています(^ ^)

天体観測は運がかなり絡むからこそ、
見えたとき楽しいんです笑
準備するといいこと
防寒対策

必須です。一番力を入れてください。
せっかく流星群が見えても、寒くて震えてたんじゃ感動が半減します。
ただまぁ私のような初心者キャンパーさんに言われるまでもなく、
熟練キャンパーのみなさん防寒対策はしっかりしてらっしゃると思うので余計なお世話かもしれませんが笑
キャンパーさんたちが使わなそうもので、個人的におすすめなのはサバイバルシート。
これで天体観測するとちょっと楽しい気持ちになります笑。あと思ったより暖かい。
おすすめの天体観測

空を見上げているときに、ずっと上を向いているのは疲れます。
そのため、横になって仰向けで天体観測をするのが一番いいと思います。
ただ、冬に地面に横たわると底冷えして死ぬほど寒いです。。。
なので、個人的におすすめなのはコット(簡易ベッド)を敷いてその上で仰向けになって天体観測する方法です。
こういうの↓
冬のキャンプにおいて、最大の防寒対策は空気の層を作ることなので、コットを使って地面から離れるだけでだいぶ暖かくなります♪

コットを持っている人はぜひやってみてください(^ ^)
流星群を撮るには

基本的には一眼レフカメラを使います。
ただ最近のiPhone 11やPexel 4などのスマホカメラの技術の進歩が著しいのでハイエンドスマホ持っている人ならもしかしたら撮れるかもしれません。私はiPhone 6sなので論外です笑

iPhone 11とかPixel 4とかで流星群撮れたらぜひ教えてください
フルサイズ一眼だといいのですが、そんな高級カメラをみんな持っていないと思うので簡単に撮り方の話だけ。
ちなみに私も当然持っていないので、オリンパス OM-D E-M10で頑張って撮ります笑
以下で一眼レフカメラを使った撮り方を書いてますが、かなーーーーーりざっくりとしか書いてません。
ちゃんと書こうと思うと普通に記事数本書くことになるので。。。
とりあえずカメラを弄ってもらって試行錯誤する方がすぐ覚えると思います。
1. カメラを固定する
カメラを固定してください。理由はあとで説明します。
三脚で撮る方がいいですが、最悪机とかの上でもなんとかなります。構図は限られますが。。。
2. カメラをマニュアルフォーカスに設定する
星の光は普通に撮る被写体と違ってピントがオートフォーカスでは合いません。
自分でピントを合わせるためにマニュアルにします。
3. 手動でピントを合わせる
一等星(明るい星)にカメラを向けてピントを調整します。
一等星が映らない場合は、できるだけ遠くの街灯とかに合わせてください。
デジタルズームっていうボタンがどこかにあるはずなのでそれを押すといいです。
4. F値、ISO値、シャッタースピードをいじる

急に難しい言葉が出てきましたね。すみません。
超ザックリいうと、この三つの値を弄ると星がどれだけ映るか決まります。
一眼レフの画面は上の画像みたいに数字が書いてあると思います。それぞれ
- F値:下げると光がいっぱい入るので星がうつりやすい
(しかし、画面が白くなる) - ISO値:上げると感度が良くなるので星がうつりやすい
(しかしノイズが乗る) - シャッタースピード:長いほど光がいっぱい入るので星がうつりやすい
(しかし、画面が白くなる&星が線になる)
こんな感じです。
「じゃあ!全部星がうつりやすい設定にすればいいじゃん!」って思うかもしれませんが、
それぞれやりすぎると( )に書いていることが起こります。
ここら辺はカメラ性能や、環境などによって条件が変わるので自分で試すのが一番いいと思います(^ ^)
ちなみに先ほどの「カメラを固定する」理由はシャッタースピードを長くするからです。
シャッターを10秒とかきっている間にカメラが動くと写真が台無しになります。
シャッターを切る
シャッターを切る時は、カメラを揺らしてはいけません。
カメラの少しのズレで星が点ではなく線になってしまいます。
しかし、普通に指でシャッターボタンを押すとどうしてもカメラが動いてしまいます。
そのため、カメラタイマーをセットするといいです。2秒ほどで十分だと思います。
興味がある人はレリーズを購入してみるのもいいと思います。
カメラに触らずシャッターを切れます(^ ^)
レリーズってこういうの↓
余談:レンズヒーターの話
話が長いですね。もうすぐ終わります。
寒い場所でカメラを使っていると結露が起こります。つまりレンズが曇ります。
結露は冷たいものに空気が触れて起こるので、レンズを暖かくすることで解決します。
レンズヒーターなるものがあるので興味があったら購入を検討してみるのもいいと思います。
まとめ
今週末の三大流星群の一つ、ふたご座流星群について書きました。
正直カメラの話とか書く気なかったのに興が乗って書いてしまった…。ちょっと反省。
星をカメラで撮る話はもう少しちゃんとまとめて、そのうち記事にしたいと思います。
私は関東のキャンプ場で過ごしてきます。そのうちそのキャンプレポも上げる予定です。
みなさんが、ふたご座流星群を観ていい夜を過ごせますように。
最後に一言。

フルサイズ一眼のα7 iii欲しい!(切実)
ではまた。
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