こんにちは、K6keruです。
今回はゆるキャン△でしまりんが使っていることで人気に拍車がかかったモンベル ムーンライトテント3型のレビューです。
結論を簡単に書くと、
- 歴史のあるテントなだけあり、機能性は高い
- 重量が少し重たいのがネック
- ソロキャンだとかなり贅沢に使える
個人的には、なんだかんだオススメできるテントです(^ ^)
(2020/2/1追記)
いつの間にかモンベルがムーンライトテントのパーツをバラ売りする方針に変えたみたいですね。

初めて買ったテントなので気に入ってます(^ ^)
モンベル ムーンライトテント3型
ムーンライトテント概要
ムーンライトテントは日本のアウトドアメーカー、モンベル(Mont-bell)の製品です。
モンベルがいくつか生産しているテントの中でも、ムーンライトテントは最も歴史のあるモデルです。
ムーンライト(MoonLight: 月明かり)という名前の通り、月明かりでも簡単に設営ができることに定評があります。
テントのサイズと形状によって1型、2型、3型(今回の記事のテント)、5型、7型、9型とシリーズがあります。

歴史があるっていう事は長く愛され続けている証拠ですね
ムーンライトテント3型の基本情報
ムーンライトテント3型の基本スペックは以下の通りです。

重量:3.6 kg (付属ペグ込みで3.8 kg)
フレーム:1本(ショックコードで連結)
個人的レビュー
今の所、購入してから3回ほど使用したので、そこまでの使用感を書きたいと思います。
購入を考えている方の参考になれば幸いです(^ ^)
ムーンライト3型の長所
設営の手軽さ
もともとムーンライト3型は設営の簡単さに定評があります。
実際、初心者キャンパーの私でも説明書なしでも簡単に組み上げることが可能です。
- フレームをはめる
- インナーテントを吊り下げる
- フライシートをかぶせる
これで設営できちゃいます
特徴としてはフレームが全て1本に連結されていることですね。
ショックコードをはめていけば良いだけなので勝手に組みあがります。
慣れれば5分ちょっとで設営できそうです。

左右対称の三角形テントってすごく良いですよね(^ ^)
サイズ

テントの中のサイズは、イメージしやすいように友人のHelinoxのコットを入れてみました。
ローコットなら簡単に入るくらい、テントの中は広いです。
正直ソロキャンだと贅沢すぎるくらい広いと思います笑。私もコット欲しい…。
機能性

内部の機能もいくつか紹介します。
テント内部には端の上部にランタンを引っ掛けることができる部分があります。
また、(上の画像だと分かりにくいのですが、)インナーポケットがテントの対角の位置に2つ付いています。

寝るときにスマホやメガネを入れておくのにちょうど良いです(^ ^)
またテント入り口とフライシートの上部には、短いジッパーが付いており開けられるため、
ベンチレーター(酸欠対策の空気穴)の代わりにすることも可能だと思います。
(私はまだやったことありません)
2つの前室と入り口
ムーンライト3型は1型や2型と違い前後対称できているため、
テントの前後どちらからでも出入りすることが可能です。
両方を開けることで湿気の多い夏でも通気性も確保することができます。
また入り口同様、テントの前室も二つあります。(後室っていうのかしら)
私はよく前室には靴などを置いて出入り専用にし、後室には設営道具やちょっとした荷物を置いています。

個人的には2つの前室がムーンライト3型において
一番便利な機能かもしれないです。
冬でも(なんだかんだ)使えそう
ムーンライトテント3型は一応、3シーズンテントです。
そのため、「冬はどうなの?使えそう?」って思う方も多いと思います(私がそうだったので)。

先日、標高800 mくらいのキャンプ場で朝6時ごろに目が覚めたので温度計を確認してみました。
外気温が0.3℃に対し、テントの中は5.3℃でした。(私の体温で上がった分?)
暖房器具は一切使ってないです。ー1℃まで私は経験しましたが今の所大丈夫そう。
もうちょっと気温下がると暖房器具とか必要になるかも、という感想でした。
ある程度、防寒対策がしっかりしていればなんとかなりそうな感じはします。
(ただくれぐれも無理したり、しないでください)
ムーンライト3型の短所
収納サイズと重量

ムーンライトテント3型は、テントが広々としている分、他のテントに比べて大きくて重いです。
特に冬のキャンプは装備が多くなりがちなので、結構に痛い(>_<)
正直、完全ソロでキャンプをする場合ならもっと小さくて軽くてテントもあると思います。
私はツーリングはしないのですが、3.8 kgという重さもツーリングには少々重いかもしれません。
その場合はムーンライトテント2型の方が向いているかも。
ただ私のように車で行く人は問題ないと思います。

3型の広々快適空間を知ってしまうと2型だと小さく感じそうw
トイレに行くのが大変
これ地味に面倒くさいです笑
というのもトイレに行くために、
- メッシュシートを開ける
- インナーテントを開ける
- フライシートを開ける
と3つの行程を踏む必要があります。すごく面倒くさいw
まあ他のテントもこういう感じの多いと思いますがw 気になったので書きました。
フレームに土が入りやすい

これは主に撤収の時の話です。
インナーテントとフレームが連結しているのですが、連結を外すと直接フレームの連結部分が地面に触れます。
その際に時々フレームの先端部分(写真赤マル)に土が入ることがあるのでいちいち取り除く必要があります。
まあ知ってれば叩いて土を出すだけなのですが、
知らないと収納時にインナーテントやフライシートが汚れる恐れがあります。
補足情報
グランドシートの代用

現在、モンベルが出しているムーンライト3型のグランドシートは売り切れのことが多いです。

テント本体よりグランドシートの希少価値が高い気がする…
私はGeertopのシート XLを、代用のグランドシートとして使っています。
このシートにした理由は以下の通りです。
- 軽い!(210 g)
- 撥水性が高い
- 洗いやすい
- ムーンライトテント3型のサイズと割と合っている
特に4つ目に関しては、ムーンライトテント3型の長辺とグランドシートのサイズがほぼ同じです。
そのためテントと一緒にグランドシートもペグ打ちもできます。
短辺のサイズがテントより小さいXLにしている理由は、
グランドシートの方がテントより大きいとテントとシートの間に浸水する可能性があると考えたためです。

モンベル純正のものを使用するメリットも色々あるので、
手に入り次第レビューしたいと思います!
TVアニメ ゆるキャン△でも使用
最後に余談ですが、
このムーンライトテント3型はゆるキャン△の主人公しまりんが使用しているテントとしても有名です。

アニメの影響もあって、現在ムーンライトテント3型(特にカラー:アイボリー(IV))は品薄が続いているようです。

私は在庫復活したタイミングで購入したので、諦めないことが大事。
まとめ
今回は、モンベルのムーンライトテント 3型についてレビューしました。
購入しようか迷っている方の判断材料に少しでもなれば幸いです(^ ^)
また、ツイッターの方でテントについて知りたいことがあれば気軽に聞いてください。
今の所の総評としては、
ムーンライトテント 3型はシンプルながら使いやすい、ソロにはちょっとだけ贅沢なテント。
という感じです。
ではまた。
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