こんにちは、K6keruです!
私は今年2020年の初めに、念願のフルサイズミラーレス一眼レフ Sony α7iiiを購入しました!
α7iiiを購入後にLightroomを現像のために使用するようにもなりました↓
およそ一年近くα7iii + Lightroomを使用して思ったことがあるのですが…
パソコン(PC)のスペックが物足りない!!!!
今までPCはMacbook Air early 2015 モデルを購入してから5年間使用してきましたが、本格的に現像作業をするようになってちょっと物足りないなーと感じるようになりました。
具体的には、
- 画像の読み込みに時間がかかる
- 書き出し(現像)に時間がかかる
- バッテリーがめっちゃ減る
などが気になるようになりました。ちなみにスペックはこんな感じ↓
まぁ5年以上ずっと使い続けているわけですし、今でも重宝しているのですがLightroomサクサク動かしたいよなーと半年くらい前から思うようになりました。
そこでハイスペックデスクトップPCを自作してみようかな、と思い至ったわけです!
もともと自作PCに興味はあったのでちょうどいいかなと思い、先日パーツを購入しました!
今回は初めて自作PCを組んでみた際のレポートと、Lightroomの書き出し速度の比較についてまとめたいと思います!
先に結果を書いてしまうと、
以前使用していたMacbook Airよりも、10倍以上早くLightroomで現像できるようになりました!!
興味を持ったらこの後も読んでみてください(^ ^)
自作PCの構成
今回、自作PCを組むにあたって、まず初めに使用する目的を書き出してみました↓
- LightroomでRAW画像を現像する
- オンラインゲームなど高負荷なグラフィックを使用する
- 仮想環境を立ててコード開発作業をする
私の場合は上記のような目的でデスクトップPCを使用する予定があったため、それなりのスペックが要求されます。
BTO(Build To Order)という最初から組み上がったPCを注文する方法もあるのですが、スペックと自由度を求めるなら自分で組む方が安上がりです。
何よりマシンを組み上げるのってテンション上がるじゃないですか!!(たけぇプラモですがw)
というわけで以下のような構成でPCパーツを注文しました↓
まぁそれなりにスペック高いです。ついでにお値段も高いです笑
念願の自作PCなので奮発しちゃいました(^_^;)
もともとRTX 3070 + Ryzen 7を軸にパーツを作成していこうと思っていたのでこんな構成です。
ちなみに初めて組む人は自作.comさんのシミュレータを使用するといいと思います。
今回はこれらのパーツを使って、自作PCを組んでいこうと思います!!
自作PCを組む流れ
私は一般の人よりはPCの知識はあれど、自作PC組むのは初めてでした。
やってみると案外簡単だったと思います!
主に参考にしたのは、パソコン工房さんの組み方のページとYouTubeですね(便利な時代だ…)。
あとは付属の説明書(英語多め)をちゃんと読めば、パーツを壊すようなことはないと思います(^ ^)
PCパーツは精密機器なので一応、静電気防止手袋を装着して作業をしました。
マザーボード (MB)
まずはPCパーツの中心になるマザーボード MPG B550 GAMING PLUS を開封。
基本的にはマザーボードに各PCパーツを接続していくことになります。
ちなみに一番目立つ四角い場所がCPUを取り付ける場所です。
CPU + CPUファン
マザーボードにCPU AMD Ryzen 7 3700Xを取り付けます。
今回は予算の関係上、CPUを冷却するためのCPUファンは付属のものを使用しました。次ファンを購入するときは水冷タイプを使ってみたいですね。
下の1枚目の写真の左に写っているのがCPUチップでPCの心臓部です。
というわけで取り付けた写真がこんな感じ。
マザーボードに対してCPUファンは結構大きいです。CPUチップを取り付けるときは手が震えました(笑)
メモリ
マザーボードのメモリスロットにメモリ DDR4-3200 16GB × 2(32GB)を取り付けます。
マザーボードによってメモリを取り付けるスロットに優先順位があるので、説明書をちゃんと読むことをお勧めします(この作業に限らない話ですが)
あとメモリはカチッというまでちゃんと奥まで押し込みます。この作業、メモリカードが折れそうで地味に怖い(笑)
ケースへの取り付け
マザーボードにCPU、CPUファン、メモリを取り付けた段階でPCケース Lancool one digital whiteに取り付けてみました。
基本的にはプラスドライバーでねじを数か所回すだけなので簡単です。
このケースはATXというサイズ規格対応のものです。自作PCにもいくつかサイズの企画があるので、購入する前に確認するほうがいいです。
電源
電源 Corsair RM850x 80PLUS GOLDをケースに取り付けます。
私が購入した電源には必要なコードがほぼ付属していました。最初はそのコードの量に圧倒されましたが(笑)
写真の漢字に取り付けます。ちなみに、「-」と「○」のスイッチがありますが「-」が電源ONです。
PCケースの一番底側に設置することが多いです。
SSD
SSDは上の写真のように挿してネジで固定します。
マザーボードに依りますが、2箇所ほどSSD用のスロットがあったりします。
HDD
HDDは上の写真のようにPCケースの底のHDDスロットに入れました。
HDDはPCケースのよっては、数か所取り付ける場所があるのでHDDを増やしたいときも簡単に増やせそうです。
GPU(グラフィックカード)
今回の自作PCの主役の一人であるGeForce RTX 3070 Twinも取り付けました!多分これを取り付ける時が一番テンション高かったです(笑)
GPUの側面にはHDMIとDP(ディスプレイポート)×3を差し込む場所があり、ここを使用して最終的にディスプレイに接続します。
いざ起動!
必要なPCパーツは全て取り付けたので、配線作業をしていざ起動します!
しれっと一行で「配線作業をして」とか書いてますが、めっちゃ苦戦しました(笑)
ただわかってしまえば簡単で、
- パーツに電源からの電力が直接 or マザボからいくようにする
- 基本的に描くパーツはマザーボードに挿す部分がある
- 挿す場所があっていれば簡単に挿すことが可能
ということがポイントです。
起動してみた画像がこちら
おお!元気に光っていますね!
ちなみに光る必要がないよ!って人も、設定で光らせないようにできるので安心してください。
ゲーマーは虹色に光るのが好きな生き物なので許して
うまくPCが起動できていればBIOSの画面が起動します。PCの設定画面みたいなものですね!
ここでCPUやMemoryの項目を見て自分が組んだパーツがちゃんと認識されているかを確認します。
例えば私の場合、メモリサイズは約32GBで組んでいますが、右上で[Memory Size : 32768MB]となっているので正しき認識されていることがわかります。
あと注意点としては、CPUにはグラフィック機能が無いものがあるので、ちゃんとGPUにHDMI等をさしてディスプレイに写ることを確認したほうがいいです。私は最初間違ってCPU側にさしました(笑)
Windows home インストール
BIOSで設定確認ができたらオペレーションシステム(OS)をインストールします。
普通の人はWindows 10をインストールするでしょう。UbuntuとかCentOSとかを入れる人は自分が普通の人ではないと自覚してください。
というわけで無事に自作PCが動くところまで行けました!
知識ゼロで調べながらだったのでトータル6時間くらいかかりました(^^;
でも作ってみると結構簡単だなという感想でした!
どれくらいLightroomが早くなった?
今回組んだ自作PCが、以前使用していたMacbook Air early 2015に比べてどれくらい高性能か比較してみました。
比較方法は単純に
RAW画像30枚をjpgに現像するのにどれくらい時間がかかるか
という方法です。
ちなみに書き出し先は共にSSDです。
というわけで結果はこちら↓
Macbook Air early 2015 | 自作PC(RTX 3070 + Ryzen 7) |
612秒 | 49秒 |
自作PCの方が書き出しにおいてMacbook Airよりもおよそ12倍速い結果でした。
今回雑なベンチマークテストをしましたけど、これだけ早ければ個人的には文句ないですw
特に星景写真のコンポジット撮影において現像スピードはやる気につながるので、組んでよかったなーと思っています(^ ^)
まとめ
今回は、Lightroomを爆速にするためにハイスペック自作PCを組んでみた!という話でした。
正直12倍近く現像時間が早くなると思わなかったので、組んだ甲斐があったなーと思いました!
自分でパーツから組むと少し安くなるのも魅力的ですね(^ ^)
ついでに
この記事を見ている人はPCに興味ある人だと思いますが、
以下の分割キーボードの記事も読んでくれると嬉しいです!
分割キーボード使用者が増えて需要が増せば、もっと色んな種類が出る!という私の壮大な計画にどうぞ付き合ってください(笑)
ではまた。
今回使用したPCパーツ
CPU:
マザーボード:
メモリ:
GPU:
SSD:
HDD:
電源:
ケース: