こんにちは、K6keruです。
今回はキャンプで星空を観る・撮影する、天体観測の楽しみについて紹介したいと思います
キャンプと天体観測という趣味は非常に相性がいいと思います。その理由は大きく2つ、
- キャンプギアの多くは天体観測でも活躍する
- キャンプ場は空の開けた暗い場所も多い
などが挙げられます。これらについてはさらに詳しく説明します。
またこの記事では、天体観測のやり方もいくつか紹介したいと思います。
この記事を読んだキャンパーさんが次のキャンプで天体観測を前よりも少しだけ楽しめれば幸いです(^ ^)
キャンプと天体観測

キャンプと天体観測は趣味の相性がとてもいいです。
最近だとアニメ「恋する小惑星(アステロイド)」の1話でも、主人公のあおちゃんとみらちゃんがキャンプの時に天体観測をしていたのが印象的でした。
キャンパーさんに天体観測を勧める理由はいっぱいあるのですが、今回は少し具体的な話を2つほど挙げたいと思います。
1. 道具や知識の相性
キャンプで使用するキャンプギア(キャンプ道具)や知識、天体観測でも活躍します。
一番活躍するのはおそらく、防寒対策の道具と知識です。
最近のキャンプギアは、冬でもキャンプができるくらい性能が上がっています。昨今のキャンプブームの理由の一つですね。
天体観測は、星空を観る趣味のことが多いため(日食などのイベントは除く)、活動の場は夜になることがほとんどです。
さらにはちゃんと天体観測をしようと思うと、少し標高が高い場所に行くことが多いので必然的に夜は寒くなります。
そのため天体観測をする際、キャンプで用意した防寒着や知識はそのまま天体観測でも活かすことが可能です。
また他にもキャンプチェアやコットといったキャンプギアは、星空を長時間見上げるのに適しています。
逆も然り、天体観測で使用する道具もキャンプで活かすことができます。
例えば天体観測で使用する双眼鏡やカメラなどは、キャンプで遠くの景色や動物を眺めたり、撮影する楽しみに繋がります。
2. キャンプ場は空が広く暗い場所が多い
ほとんどのキャンパーさんは基本的には自然の中での非日常を求めると思います。
そのためキャンプ場は海・山・川、林、湖畔などの場所が多いです。
自然の中で運営されているキャンプ場の中には「空が広い」「明かりが少なく暗い」など、天体観測に適した条件のキャンプ場も多く存在します。
(もちろんプロがやるようなガチ天体観測はもっと光害の少ない場所を選びますが、そんなこと言ったら日本自体が光害の国みたいなものなので今回はそこには触れません。)
普段見ている街中の星空に比べたら、キャンプ場の星空は数十倍星が見えて綺麗です。
またキャンプ場で行う天体観測のメリットとして、キャンプ場は管理されている敷地のため、安心して天体観測ができる点も挙げられます。
天体観測は暗い場所で行うため、周りが見えにくく最悪事故につながる可能性もあります。
キャンプ場の整備された区画内で天体観測を行うことで、ある程度リスクを下げることができると思います。
キャンプでの天体観測の仕方

一口に天体観測といっても、そのやり方や楽しみ方は様々です。
今回は、天体観測のやりやすさを元にレベル分けしてみました。
初級レベル:肉眼で観測
一番簡単で楽しめる天体観測の方法は肉眼での観測です。
これは多くの方がやっていると思いますが、キャンプギアを用いることでさらにじっくりと天体観測ができると思います。
しかし普通に観測していると、長時間空を見上げていると疲れてしまいます。
そこでオススメなのはローチェアやコットを使用する天体観測です。
ローチェアは腰を深く椅子に沈め足を伸ばして座るため、自然と視線が空に向かいます。
これにローテーブルを組み合わせることで、コーヒーを飲みながらまったり天体観測をすることが可能になります。
ローチェアとローテーブルの組み合わせで定番なのは、Helinoxのグラウンドチェアとキャプテンスタッグのローテーブルですね。
コットは特に流星群観測をする際にオススメです。
ベッドに横になって星空を見上げるようなものなので、天体観測がしやすくなります。また地面から離れるので、ブルーシートに横になって空を見上げるよりも底冷えしません。
Helinoxのコットが寝心地や壊れにくさの点でオススメですが、もっと安いのでもいいと思います。
中級レベル:双眼鏡
双眼鏡を使うことで、特定の天体の観測がしやすくなります。
望遠鏡ではなく双眼鏡を使用するメリットは、持ち運びがしやすい点と初心者でも使用しやすいためです。また、両目で見ることができるので長時間観測もできます。
双眼鏡の魅力は、肉眼では平面だった天体も立体的に見える点です。本当に宇宙に天体が存在しているという実感を得ることができます。
双眼鏡にも色々種類や性能がありますが、倍率は6倍〜10倍、視野角は5〜10度、口径は40〜50mmあたりが天体観測に向いていると言われることが多いです。
高性能なものを挙げればキリがありませんが今回は入門機を2つほど紹介。ちなみに7×50という表記は7倍・口径50mmという意味です。
カメラ・レンズで有名なkenokoの双眼鏡です。入門機としては十分かと思います。天体観測以外でも使用しやすいスペックが魅力です。
望遠鏡メーカーのVixenの双眼鏡です。コストパフォーマンスがとてもいいのが特徴です。天体観測を熟知したメーカーが出しているのも安心ですね。
上級レベル:望遠鏡
やっぱり天体観測といえば望遠鏡。BUMP OF CHICKENも望遠鏡を担いで天体観測しているほどです。
初めての時は望遠鏡は天体を捉えるのがなかなか難しいですが、月のクレーターもはっきり見えるので天体観測が数倍楽しくなるアイテムです。
定番はVixenのポルタIIですね。軽いし性能に対するコスパがいい。恋する小惑星の望遠鏡もこれです。
ガチの天体望遠鏡は、赤道儀がついて星を追尾してカメラを取り付けたりできるのですが、お値段もそれなりにするので今回は割愛します笑。
まとめ
今回は、キャンパーさん向けに天体観測の魅力と楽しみ方を紹介しました。
せっかくキャンプにいくのだから夜空を見上げて楽しんでほしいなと思います(^ ^)
手始めに双眼鏡で天体観測をするようになると、きっとハマりますよ♪
ではまた。
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