こんにちは、K6keruです。
私はザーッとニュースサイトを回ることが日課になっています。
いつものように Yahooニュースを見ていたらThe North Face(ザ・ノース・フェイス)に関する記事が目につきました。
記事の内容をざっくり要約すると、
- ファッションブランドのThe North Faceがキャンプギアが展開される
- テントやキャンプチェアが発売される
- 今回発売されるものはキャンプに特化したもの
などのことが書かれています。
多分キャンパーさん達からすると、「何を今更言っているんだ」と思うかもしれません(私も少し思いました)が、The North Faceは世間一般からすると若者のファッションブランドという認識のようです。
実際、ここ数年で街中でThe North Faceのリュックサックをよく見るなと思っていたら、今ではポロシャツやパーカーなどを着用している若者(20代くらい)を目にすることが格段に多くなりました。
↑よく東京などで見るThe North Faceのリュック
若者が多い場所などではすれ違う人の下手したら半分くらいがThe North Face関連のアイテムを身につけている日もありました。
このようにThe North Faceといえば、若者に大流行しているファッションブランドの印象がとても強いです。
そのため、キャンプギアを満を辞して展開するという上のような記事が書かれたのでしょう。
このような若者御用達のファッションブランドのイメージが日本では根付いているThe North Faceですが、もともとはアメリカのアウトドア用品ブランドです。アメリカThe North Faceでは登山やキャンプなどのアウトドア用品が取り扱われています。
一方で日本では1994年にゴールドウイン社(GOLDWIN)が商標権を買い取って販売しています。このとき日本ではファッションブランドとして売り出した方がウケたため現在のようなファッションブランドの位置付けになっているのだと考えられます。
近年のキャンプブームにより、日本でもキャンプギアを展開することを考えたのかと思われます。
キャンパーの間では結構前から、The North Faceから続々とキャンプギアが出てきていることは話題にはなっていました。GEOドームなんかは、TwitterやInstagramで話題になっているのはよく見かけました。(残念ながら私はまだキャンプ場で目撃したことはありませんが)
確かGEOドームが発売されたのが、2018年1月なのでおよそ2年前ですね。
ただこのGEOドームはキャンプギアの中でもかなり高価な部類のため、現在のThe North Faceのメイン層である若者にはあまりウケませんでした。
そこで2020年春、The North Faceから満を辞してテントなどが展開されました。
新しいラインナップはテントやキャンプチェアです。
個人的に、今回の新キャンプギアのラインナップは全体的に以前よりも価格や利便性の面で、キャンプ初心者でもとっつきやすい商品が多いと感じました。
これはやはりThe North Faceのメインターゲットである20代くらいの若者に、キャンプ分野にも興味を持ってもらえるようにと考えて展開しているのかなと思います。
特に一つ目のテント Homestead Roomy2は、女性一人でも簡単に設営できることがウリの一つのようで、キャンプの敷居を下げようとしている感じもします。
現在のThe North Faceユーザーの20代が、結婚して家庭をもちファミリーキャンプなどをするようになったときに、キャンプでもThe North Faceを使ってもらおうという戦略なのかなと考えるとなかなか面白いですね。
個人的にはどんどんいろんな層をターゲットにキャンプギアが出てくると、選択肢の幅が広がるので今後もThe North Faceだけでなく様々なメーカーがギアを展開することを期待したいです。
ちなみにThe North Faceの2020年春のキャンプ特集サイトはこちら
ではまた。
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